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スタッド溶接の基本~3つの方式~

こんにちは!
千葉県東金市を拠点に、スタッド溶接工事を主に手掛けている株式会社ウェルテックです。
弊社では溶接工として20年以上の経験を積んできた代表を筆頭に、商業施設や橋梁、ビルやスタジアムなど、大規模な現場に携わってまいりました。
今回はスタッド溶接についてもっと多くの方に知っていただくきっかけになればと思い、スタッド溶接の3つの方式についてお話しさせていただきます。
溶接には様々な工法があるので、こちらを参考に今後の建築工事などをご検討いただけますと幸いです。

自動車業界で活用!ショートサイクル方式


まず1つ目にご紹介するのは、自動車業界でよく活用されているショートサイクル方式です。
この方式では後からご紹介する電力アーク方式を、短い時間で制御しながらスタッド溶接をしていきます。
自動車の外板には亜鉛メッキを施した材料が使用されており、その亜鉛メッキを溶融させてスタッド溶接を可能にしています。

精密部品の加工はコンデンサ方式で!

交流電源から充電したコンデンサを用いたスタッド溶接の方式を、コンデンサ方式といいます。
このコンデンサ方式では溶接にかかる時間が0.001~0.003秒程度と非常に短く、母材への影響が残りづらいことと、非鉄材料にも対応できるということで、制御板の製造や自動改札機など、精密部品を対象によく用いられる方式です。

建築業界は電力アーク方式が必要不可欠!

最後にご紹介するのが建築業界で必要不可欠な電力アーク方式です。
電力アーク方式では直接電流を使用して厚い板の母材に、太いボルトやナットを溶接できるようになっています。
鉄骨工事で合成梁の施工やベースアンカー部分の施工、耐震補強など幅広く活用されています。

建築現場のスタッド溶接はお任せを!


以上、スタッド溶接の3つの方式を今回はご紹介いたしましたが、弊社では主に建築現場でのスタッド溶接を承っております。
これまでの実績も豊富で、ビルやマンションだけでなくスタジアムや橋梁といった大がかりな現場での施工にも携わってまいりましたので、確かな技術と安全性をお求めの方はぜひ一度、お問い合わせをお待ちしております。

一生ものの技術が身に付く!溶接工の仕事

将来のことも考えて、そろそろ何か1つでも特別な技術を身に付けたいということでしたら、溶接工の仕事に挑戦してみませんか?
弊社の溶接工の求人は未経験でもご応募可能、学歴も一切問いません。
8:00~17:00勤務の休憩2時間、早出手当などもしっかり支給される会社ですので、もし興味がございましたらお気軽にご応募くださいね。
それでは最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。