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アーク溶接とアークスタッド溶接の特徴をそれぞれ確認して違いを知る

こんにちは!株式会社ウェルテックです。
弊社は千葉県東金市に本社を置き、八街市に事務所を構えています。
関東一円でスタッド溶接工事を行っている業者です。
今回は、アーク溶接とスタッド溶接の特徴をそれぞれ確認して違いを知ることができる記事をお届けします。

アーク溶接の原理を知る

アーク溶接
アーク溶接とは、溶接棒や溶接ワイヤなどの溶接材料でアーク(電気の火花)を発生させ、アーク熱で母材(溶接する対象の金属板)と溶接材料を溶かして接合する方法です。
アーク溶接には、手動アーク溶接や半自動アーク溶接、ガスシールドアーク溶接などの種類があります。
アーク溶接の特徴は、以下のようになります。

・溶接部分の熱影響が大きいため、母材の変形やひずみが発生しやすい
・溶接部分の継手強度は、溶接材料の強度や開先(隙間)の深さなどに依存する
・溶接技量が高いことが求められるため、溶接品質は作業者個人に大きく左右される

続いては、スタッド溶接の原理を紹介します。

アークスタッド溶接の原理を知る

スタッド溶接(アークスタッド溶接)とは、スタッド(ボルトやナットなどのネジ部品)と母材との間でアークを発生させ、アーク熱で両者を溶かして直接溶着する方法です。
スタッド溶接には、アークスタッド溶接やキャパシタ放電スタッド溶接などの種類があります。
スタッド溶接の特徴は、以下のようになります。

・溶接時間が短いため(1秒前後)、母材に与える熱影響が小さい
・スタッド部径の全面が完全に溶着するため、継手強度が高い
・溶接条件が設定されているため、操作が簡単であり、溶接品質は作業者個人に影響されにくい

続いては、作業者個人の技量に依存するかどうかについて詳しく解説します。

溶接者個人の技量に依存するか否か

以上のように、アーク溶接とスタッド溶接では、原理や特徴が異なります。
その中でも大きな違いは、溶接者個人の技量に依存するか否かという点です。
アーク溶接では、アーク長や運棒速度などを一定に保つことが難しく、作業者個人の技量が高いことが必要です。
一方、スタッド溶接では、スタッド径や母材厚さなどに応じて設定された溶接条件に従って作業すればよく、作業者個人の技量はあまり問われません。

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