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スタッド溶接の基本原理と種類を分かりやすく解説します

こんにちは!
千葉県東金市に本社を構える株式会社ウェルテックです。
八街市にも拠点がございます。
関東地域でスタッド溶接工事の仕事をしております。
今回は、スタッド溶接の基本原理と種類について分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

スタッド溶接はどんな原理で成り立っている?

首をかしげる女性
スタッド溶接とは、金属の平板に専用のボルトやナットを高速で溶接する方法です。
スタッド材と母材との間に電流を流すことで生じるアーク放電によって、スタッドと母材を瞬時に接合させます。
では、このアーク放電はどのようにして起こるのでしょうか?
その仕組みは以下のように説明できます。

・スタッド材と母材を接触させることで電気回路が閉じる
・電流が流れ始めると、スタッド材と母材の間に高温のプラズマが発生する
・プラズマは金属を溶かし、アークが形成される
・アークが維持される間、スタッド材と母材の表面が溶融する
・溶融した金属同士が圧力によって押し付けられることで、冷却後に強固な結合が形成される

このようにして、スタッドと母材が強固に結合されます。

スタッド溶接の種類を知る

スタッド溶接には、コンデンサCDスタッド方式や電力アーク方式、ショートサイクル方式などさまざまな種類があります。
それぞれの特徴や適用範囲は以下の通りです。

コンデンサCDスタッド方式

交流電源からコンデンサに充電したエネルギーを使用して溶接する方法です。
溶接に必要な時間が1〜3ms(0.001秒~0.003秒)と非常に短いため、薄い金属でも変形や歪みの発生を最小限に抑えることができます。

電力アーク方式

直流電流を使用して接合する方法です。
厚い金属板に、M6~25サイズのスタッドを溶接できます。

ショートサイクル方式

亜鉛メッキ鋼板に最も適した溶接方法です。
電力アーク方式と同じ原理で、電力アーク方式よりも短時間で溶接できます。

ガスシールド方式

シールドガスを噴射しながら溶接する方法です。
空気中の窒素や酸素の悪影響から金属を保護するために、溶接時にシールドガスを使用します。

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スタッド溶接工事なら株式会社ウェルテック

私たちは関東一円でスタッド溶接工事を担っています。
商業施設・橋梁・スタジアムといった大規模な現場でも施工を手掛けてきました。
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高品質な施工をお約束いたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。